生物及び生態系調査
生物及び生態系調査
動植物の同定、現地調査を実施します。
その他
環境保全、環境計画に関する各種調査を行います。
環 境 調 査 課
生物及び生態系調査では、動植物の分布や個体数、生育状況などを調べ、生態系への影響を予測・評価します。
開発事業などが生物多様性に与える影響を最小限に抑え、自然環境と調和した持続可能な社会の実現を目指します。
具体的には、希少種の保全、生態系の保全対策の検討、環境影響評価などに役立てられます。当社では様々な手法を用いて各種調査を行っています。
交通量・渋滞長・旅行速度調査は、道路のある地点を通過する車両の台数や渋滞の長さ、移動速度などを測定し、道路の混雑状況や交通容量を把握します。
これらのデータは、道路整備計画や交通渋滞対策、交通事故防止対策などに活用され、円滑で安全な交通環境の実現に貢献します。
交通量の計測を人手もしくはビデオカメラで計測します。
渋滞に関する渋滞長調査、渋滞時間経過調査を行います。
区間ごとの旅行速度を計測します。
流量観測は河川を流れる水の量などを把握するための調査です。
土壌・地下水汚染調査は、土壌や地下水に有害物質が含まれているか、環境基準を超えているかを調べます。
目的は、汚染状況を把握し、人体や生態系への影響を評価することです。調査の結果、汚染が確認された場合は、その原因究明や汚染拡大の防止、浄化などの対策を検討し、安全な生活環境の確保に役立てられます。
当社では、環境省の指定する土壌汚染調査指定機関として業務を行っています。
工事等によって地中からの流出が懸念される土壌汚染物質について、現地にて土壌採取を行い、化学分析によってその有無を判断します。
工事等によって地下水への流入が懸念される土壌汚染物質について、現地にて観測孔を設けて地下水の採取を行い、化学分析によってその有無を判断します。
電気探査は、地盤に電流を流し、その反応を測定することで、地盤の比抵抗値を求め、地下構造を推定する調査方法です。
地層構造の把握、地下水や鉱床の探査、埋設物の調査などを目的として実施されます。
非破壊で広範囲を効率的に調査できるというメリットがあり、土木・建築、資源探査、環境調査などの分野で活用されています。
二次元抵抗探査は地盤に電流を流した際の比抵抗(電気の流れにくさ)や電気化学的な分極現象を測定し、地盤性状を把握するものです。
騒音振動調査は、工場や建設工事、道路交通などが発生させる騒音や振動の大きさを測定し、環境基準に適合しているか、周辺環境や人体への影響を評価します。
快適な生活環境の保全や騒音・振動による健康被害の防止を目的とし、必要に応じて防音対策などの検討材料として活用されます。
当社では、各種計測機器を用いて、基準値との比較評価を行っています。
地中レーダー探査は、電磁波を用いて地中を探る技術です。目的は、地下の構造物や埋設物の位置、深度、形状などを非破壊で把握することで、具体的には、電磁波を地中に放射し、反射波を受信・解析することで、目に見えない地下の情報を得ます。
これにより、土木工事前の調査や遺跡発掘、埋設管の調査など、幅広い分野で活用しています。当社では最新の父地中レーダー探査機器を用いて、空洞や埋設物などの把握を中心に行っています。
水文調査は、河川や湖沼、地下水など、水に関する様々な現象を調査することです。
目的は、水資源の状況把握や水害対策、水質汚濁の防止など、安全で安心な暮らしと環境保全に役立てることです。
具体的には、流量や水位、水質などの観測、水文データの解析、水循環のメカニズム解明などを行っています。
当社では、自記水位計や自記水質計などの各種機器を用いて、監視計測を行っています。