設 計 課
道路施設設計では、道路、橋梁、その他の道路施設（擁壁、道路横断施設、水路工、標識等）の計画設計を行っています。
道路設計では、道路の新設、改良などを計画、設計しています。交通容量の増加、街づくり、交通安全対策など必要な目的に応じて交通機能や空間機能、その他道路に多様な機能を付与することを考慮し計画、設計を行っています。
橋梁設計では、橋梁の新設、補修、補強等に関することを計画、設計しています。道路の新設や河川改修に伴い必要となる橋梁新設や老朽化した橋梁の点検、補修、そして、重要道路における橋梁の耐震化などを計画、設計しています。
道路構造物設計では道路に付属する施設について計画、設計しています。水路工や道路横断施設(地下道や横断歩道橋)、擁壁や法面工等について道路の機能を確保できるように留意して計画、設計しています。
河川・砂防施設設計では、河川・河川構造物、砂防施設、急傾斜対策施設についての計画設計を行っています。
河川・河川構造物設計では、洪水から被害を防ぐために河川流を安全に流下させる河道計画や設計、自然環境に配慮した護岸などの河川構造物を計画・設計を行っています。
砂防施設設計では、土石流や流木対策等が必要になる箇所において砂防堰堤や護岸工、山腹工など人々の生活を守る上で必要な施設の計画・設計を行っています。
急傾斜対策では斜面の傾斜角３０°以上の箇所について地形・地質などの素因、激しい降雨などの誘因により崩壊すること斜面崩壊に対して、保全対象となる家屋などの被害を防止する対策を行っています。
上下水道施設設計では、上水道、下水施設について計画、設計を行っています。
上水道設計では、地域住民に安定して清潔な水を供給するための配水管について計画や設計を行っています。
下水道設計では、地域の地形や人口、雨水量、排水量などの条件を考慮し排水経路や処理設備について計画・設計を行っています。
防災・維持管理施設については、道路や橋梁、河川や砂防施設等について防災面や維持管理面の調査・計画・設計を行っています。
道路・橋梁の防災・維持管理について、道路施設は近年老朽化や自然環境の変化により防災や維持管理が重要視されており、道路施設の点検や調査・設計、長寿命化に関する計画等を行っています。
河川・砂防の防災・維持管理について、ダムや護岸や樋門、床止め、堰、水門、排水機場について機器の状況や施設の損傷、変状を早期に発見し、災害時に適切に性能を発揮できるように維持管理を行う調査、計画等を行っています。
農業土木施設設計では、ため池の改修・設計、農業関連構造物の計画、設計、維持管理に関する業務を行っています。
古くは江戸時代に建設された農業用ため池ですが、近年その老朽化が懸念されています。また、ため池は多様な生態系や水辺空間確保などの機能を有しているため、その性能を維持するとともに安全面から耐震化を図るための計画・設計を行っています。
農業関連施設は、取水施設・用水機場・配水池・パイプライン等の灌漑施設や農業用水ポンプなど多様な施設があります。これらの施設の経済性や利便性等を踏まえステークホルダーを考慮した計画・設計を行っています。
BIM/CIMについては、中国地方整備局BIM/CIMサポート企業に登録しBIM/CIMやDXに関連する様々な業務を行っています。
現地でUAVやデジタルカメラを使って取得した画像データを用い三次元画像を作成します。現場状況の正確な把握が可能となり、かつ、設計や維持管理へ引き継ぐことで精度の良い設計・維持管理計画を行うことが可能となります。
現地で取得した点群データや二次元的な設計成果をもとに精度よく現地に合わせ、ICT建機を使用して業務省力化を図ることができるICT施工データを作成いたします。
道路、河川、橋梁など様々な設計データを三次元モデルとして作成し、利害関係者がわかりやすいデータを作成いたします。また、三次元設計データ作成は、設計・施工品質向上にも役立てることが出来ます。
